今回は、工場で勤務する女性へのインタビューということで、備品管理業務に携わる松永さんにご協力頂きました。現場で働く一女性社員として「大変だな」と感じることや仕事に対するやり甲斐、働きやすい職場環境など、女性ならでは視点を交え、お話を伺っております。皆様の企業経営のお役に立てれば幸いですので、是非、参考にしてみてください。


インタビュアー

業種や勤務歴、役職など、簡単に自己紹介をお願い致します。

工場で生産された半導体製品の検査業務、日ごとの検査数・売上の計上や備品管理など、事務業務を中心に行っています。2020年4月に中途採用で契約社員として入社し、2022年1月に正式雇用となりました。

インタビュアー

工場勤務は「男性が多い」「重労働」等、女性が働く上で大変に感じる部分は少なくないと思いますが、それでも工場勤務を希望された理由があれば、ぜひ教えてください。

もともと友人が働いており、その関係で紹介頂いたことがきっかけです。友人から話を聞き、検査業務に対して「科学実験のような興味深さ」を感じ、働いてみたいと思うようになりました。

インタビュアー

現在、正社員としてお勤めされていて「(働いてみた結果)やっぱり、工場勤務は大変だな」「ここは改善して欲しいな…」と感じることはありますか?

現在は行っておりませんが、昼夜交代の勤務は慣れるまでとても大変でした。生活リズムが中々つかめず、よく体調を崩していました。また、検査業務とは言え、重たいものを持ち運ぶこともあるので、力仕事もそれなりにあり、体力も必要だと感じることがよくありました。

検査員の皆さん(真ん中:松永さん)

インタビュアー

現在お勤めの職場で気に入っている点、働きやすいと感じている点はありますか?

年休の申請など、お休みが言い出しやすいことです。他の検査員の方々がカバーをしてくれるため、「休むと迷惑が掛かってしまう」と心配をすることなく申請することができます。以前の職場と比較すると、プライベートな時間を作りやすい所がとても気に入っています。
また、個人の意見を述べやすい職場だと感じており、ここで働いている検査員みんなでより良い職場づくりをしていると思える風通しの良い空気感がお気に入りです。

インタビュアー

勤務先の選び方やスキルUP・知識の習得などについては、どのようにされましたか?

分からない事に直面した際、上司にどうすべきかをすぐに聞きに行っていました。自分が知らない作業などを振られたら、自分から積極的に教育してもらい、知識や技術を仕事に取り入れるように努力しました。
検査における業務効率を上げるという面では、先輩の技を見て盗んだり、どうしたら効率よく業務を行っていくことができるかと相談を聞いてもらったりしました。その中で、自分に合った方法を取捨選択し、速さと正確さを追求しました。

インタビュアー

工場勤務ならではの魅力、やり甲斐などがあれば、教えてください。

出勤日が取引先の工場スケジュールによって左右されるため、祝日はありませんが、その分夏休みや冬休みといった大型連休が一般的な会社よりも長い点が魅力だと感じます。
男性が多い職場ですが、その分、女性目線で働きやすさを追求するための新しいアイディアを提案でき、そこにやり甲斐を感じています。

インタビュアー

最後に、松永さんの目標や意気込みをお願いします!

少しでもみんなが働きやすい職場づくりをしたくて、検査業務以外にも書類を作ったり在庫の管理をしたりといった事務系の仕事も始めました。検査室で働く検査員や取引先のお客様、全員のニーズに少しずつ応えていき、働く人たちの満足度を上げていきたいと考えています。

松永さん、御忙しい中、インタビューにご協力下さりありがとうございました!これからも、松永さんのご活躍を応援しています!


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