株式会社平山は各支店、営業所、事業所ごとに社内認定を受けたソロフライトプラントレーナーによって全国の拠点で研修が行われています。一人前になるための研修である事はもちろんですが、研修を受けた本人が今後どのようなキャリアを形成していきたいかを考える期間でもあります。ここまでやるからこそ自信を持ってサービスを提供できると考えておりますので、実際にどのように研修を行っているのかをご紹介させて頂きます。

研修スケジュールは基本3年間

当社は、「製造支援会社」として日本のモノづくりを支える人材を提供するために様々な工夫を凝らして日々研修にあたっております。

STEP1 ~社会人としての基盤作り~

まずは新入社員がこれから一人前の社会人になるための基礎的なビジネスマナー(挨拶・言葉遣い・身だしなみ・モラル)を習得、社会人としての一般常識を学びます。ビジネスマナーを習得しても実践機会がないと困るので、同期や上司、先輩社員との相互理解を深めるためのカリキュラムを導入し、エンゲージメントの醸成や社内のリレーションシップの向上を図ります。また製造現場で働くうえで必須となる、安全の知識や5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)、作業手順書の重要性、要素作業訓練などについて、座学のみならず体験を伴う研修を通じて学びます。

STEP2 ~考える力を養う~

当社には「製造支援会社」として日本のモノづくりを支えるというビジョンがあります。そのために製造業の土台となる「PQCDMS(生産性向上・品質向上・コスト低減・納期短縮・モラル高揚・安全第一)」の知識、スキルを身に付けてもらう事を念頭に置いております。初めて製造業に従事する方も多いので、安全教育には特に注力。「安全道場」と銘打った体験型教育を導入し、設備の危険性を身を以て体感する機会を提供しています。ルールや規則の中身やそれを守ることの大切さのみならず、「なぜ守らなくてはならないのか」など、ルールや規則の目的や根拠をしっかりと理解してもらうことを重視しています。

STEP3 ~リーダーシップの育成~

心理学のひとつである交流分析TAやコーチング等の教育理論と様々なアクティビティ(活動)を駆使して、研修を受講した方々が「わかる」から「できる」レベルに引き上げ、様々なステージで現場にコミット出来る能力を啓発していきます。業界に特化した「経営シミュレーション」を活用し、経営者意識を啓発するのと同時にマネージャーに必要なリーダーシップスキルを啓発し、チームビルディング力を誘発し、「アクティビティ」を通して、次代に求められるマネジメントスキルを啓発します。

STEP4 ~昇格卒業試験から合格後の準備期間~

STEP1~3を経て昇格卒業試験に合格してからも準備調整期間は続きます。卒業試験の期間でキャリアカウンセリングも行っていくため、今後の進路について話し合いをしていきます。その中で決めた進路によって研修も異なっていくため、進路選択別の研修へと進んでいきます。

2021年度からメンター制度を導入

当社では2006年よりEPA(Employee Assistance Program)を導入し、カウンセラーを配置し定期的なカウンセリングを行う事で社員のメンタルケアを行う「ココロケア・サポート」という取り組みを行っております。その中でカバーしきれない日常的な業務での悩みを気軽に相談できるような環境を整えるべく2021年度からメンター制度を導入しました。従来のタテの関係、ヨコの関係だけでなく、配属先以外の部署の社員というナナメの関係を構築する事でより柔軟かつ発展的なリレーションシップが生まれております。

ここまでこだわって研修やサポートを実施しているからこそ安心して人材を送り出す事が出来ているのと、クライアント様からご満足頂けているのだと思います。

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